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病院長あいさつ

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病院長 村田敬二

【略歴】
1979年大阪市立大学医学部卒。大阪市立大学附属病院、大阪市立小児保健センター、財団法人豊郷病院を経て、1985年8月に島田市民病院に赴任。2004年4月に第三診療部長、2009年9月に副院長に就任。2013年1月から院長。専門科は脳神経外科。

2017/05/15 2017年度あいさつ

新年度を迎えて
 昨年度、新病院建設基本設計が完了いたしました。本年度の事業である実施設計を秋までに完了させるべく毎日多くの職員が奮闘しております。現在の島田市民病院は、本館が昭和53年12月の竣工で、昭和56年度に制定された新耐震基準を満たしておりません。新病院建設事業は建設資材や人件費高騰という逆風との戦いのなか、いつ起こるとも知れない東南海地震へ備えるための奮闘であります。病院は、市のシンボリックな建物というだけではなく、災害への備えが万全であることが、必須であります。
 また、コストとの闘いという観点では私の専門領域からの私見もあるかもしれませんが、例えば脳卒中治療において急性期治療は薬物だけではなく、閉塞部位を先進的な治療機器で再開通させ患者を救える可能性のある治療法が開発されており、当院でも導入しております。そのための診断機器や治療に使用する画像装置は、昨年度当院が導入しましたダビンチに匹敵するコストがかかります。下垂体(脳腫瘍)などの治療に使用する高精細の4K内視鏡システムも高額ではありますが、治療の安全性、確実性を確保するためには必要な機器であると感じております。医学の進歩とともに、患者さんの体に優しい(less invasive)ということと、安全である(low risk)ということはコストに縛られていては両立し難いのが最近の先進医療の特徴であるといえます。患者さんの体に負担の少ない治療を行うためにはダビンチシステムなどとともに、脳神経外科領域でもカテーテル治療のための診断治療機器や内視鏡システムなど安全性確保のための経費は削ることはできないのです。当院には多くの診療科があり、各科の医師も日々の診療の中で、医療の質の確保に努力を続けております。新病院建設プロジェクト職員もそのことを理解し、建設費用を圧縮し医療設備の充実のため知恵を絞り日々努力してくれております。私たちは地域医療の確保が使命であり、地域のニーズのある限り職員一丸となって努力して参りたいと思います。
これからも地域の皆様、診療所の先生方、医師会の先生方のご協力(地域医療連携)を頂きながら皆様と進んでまいりたいと思います。どうぞご支援、ご協力のほどお願い申し上げます。

2016/05/26 2016年度あいさつ

当院では現在新病院建設、2020年開院を目指して急ピッチで準備を進めております。現在の病院は1979年(昭和54年)、現在の地へ新築移転して36年が経過しています。構造躯体には問題は生じておりませんが、施設設備、特に配管系統の老朽化は激しく、また地域の防災の拠点病院でありながら耐震性の問題もあるため建て替えが急務であることに異論をさしはさむ余地はないと思います。団塊の世代が後期高齢者に達する2025年頃には高齢者人口は、全国で約3,657万人(人口比約30.3%)に達すると推計されており、病院の整備は急がねばなりません。むろん県が想定する地域医療構想ガイドラインに沿う内容となっておりますが、この地域の医療サービスはこの10年間で流動的となっており想定にはかなりの幅が生じ得ること、特に医療資源不足に陥る可能性も否定できません。医療は地域の人々の健康、生命を守るための必須な事業であることは明白です。一方では2033年以降は医師の供給過剰が発生するのではと警鐘を鳴らす報告もなされておりますが、未だこの地域の人的医療資源は十分というにはほど遠い状況です。普段の入院・外来診療活動、特に当院では救急医療にも力を入れており、その診療活動と並行しての新病院建設計画作成に職員一丸となり奮闘中です。患者さんとの距離感の少ない地域医療に意欲と熱意のある医師や看護師、種々の医療スタッフの皆様の参戦を心よりお待ちしております。

2015/05/11 2015年度あいさつ

 2015年度が始まりました。
病院も平成27年度は医師21名、看護師33名、医療技術系・事務系12名の新たな職員を迎え、新年度をスタートさせることができました。新しい仲間の参加を心から喜び、歓迎したいと思います。
 昨年度成立した「医療介護総合推進法」により、今年度から各都道府県単位で「地域医療構想」が策定され、それに基づき各都道府県の二次医療圏単位での2025年に向けた医療整備計画が推進されます。私どもの志太榛原医療圏もそれに沿って整備が進められることとなります。地域では、介護保険法による介護の整備が進む中、新たに訪問看護センターを設立し地域の中の家庭内まで切れ目のない連携の確保を目指すなど、医療を取り巻く情勢は日々めまぐるしく変化しております。
 この現在の医療を取り巻く流動的な諸情勢の中にあっても、病院はいつ発生するとも予測できない災害に耐えうる災害拠点病院として、その立て替えが急がれるところであります。そこで病院では、新たに「病院建設推進課」を組織し、昨年度御報告した基本構想に基づき、現在は基本計画の作成に市役所と連携し鋭意奮闘中であります。できれば、今年度後半には基本設計まで持ち込めればと意気込んでおります。
 しかしその中にあっても、私たち病院職員は日々の診療、医療研鑽、地域連携などの目の前の地域医療を確実に実践し、日々進歩変化する医療に遅れることがないよう心を砕き、気の抜けぬ毎日を送っております。
 これからも、災害や2025年問題などに揺らぐことのない様な地域の基幹病院となるべく職員共々精進してゆきたいと思います。地域の皆様には何卒御支援のほどお願い申し上げます。

2014/04/01 2014年度あいさつ

 現在の市民病院は老朽化のため震災などの災害への対応にも不安が大きく、早急に建て替えるべき時期に来ていることは御承知のことと思います。現在、皆様方の御理解を得て新病院建設に向けての計画がようやく動き出したところであります。 そのような中で、今年度の診療報酬改定は実質的にはマイナス改訂で、当院のような中規模地域密着型の自治体病院にはなかなか厳しい内容となってしまいました。日本も高度成長期から安定期に入り、今までのような右肩上がりの国是では対応できないこともある程度は理解できますが、地域格差が広がり地域に暮らす我々にとっての将来には一抹の不安を覚えざるを得ません。今までに経験のない高齢化社会の中では衣食住と共に医療が社会生活の大きな必須要素となっております。その必須要素である医療を提供する私どもにとって、日々進歩を続ける医療水準を維持することも責務であると思います。地域は地域で守るという心構えが必要であり、医師・看護師不足など問題は山積しておりますが今後とも皆様方の御理解と御支援をよろしくお願い申し上げます。

2013/04/12 2013年度あいさつ

 島田市民病院はこの静岡県中部地区志太榛原医療圏で、長年にわたり地域医療の中核を担って参りました。当院の役割は、当地における地域医療の確立であることに疑いの余地はありません。地域住民の健康を守り、病院と病院間、病院と診療所間の連携を密にし、加えて連携先の医師から信頼される医療水準を維持することが必須条件でありましょう。またその地域医療の継続性を担保するためには、次世代の医療を担う若い医療人の育成にも力を注がなくてはならないという重い責任もあると思います。
 診療科では、今年度から一時休止しておりました眼科も再開することができ、更なる病院の充実に向けて努力して参ります。
 新人教育の面でも、新たに9名の新卒の医師を迎えることができ喜ばしい限りです。
 これからも私ども病院スタッフはスタンダードな医療を確実にこなすと同時に、新しい医療を積極的に取り入れ日々精進してこの地域の医療を職員一丸となり守って参りたいと思いますので皆様方の御支援御協力を御願い申し上げます。

2013/01/04 病院長就任あいさつ

 この度、平成25年1月1日付で、服部隆一前病院長が平成23年4月病院事業管理者就任後、不在であった病院長に就任いたしました。
 現在、この志太榛原地域の医療情勢が逼迫していることは皆さま御存じのことと思います。医師の専門医志向、若手医師の大学医局離れなどのため、都会の病院、専門病院への医師の集中がもたらした結果であるとも言えましょう。現代の医療は、病気の診断・治療がより複雑・高度化し、専門医の知識が必要であることは論を待ちません。しかし社会の高齢化はその対策が追い付けないほどの速度で進行しており、高齢者の診療には総合診療能力が不可欠であることを私自身も痛感しております。病院を訪れる患者さんの求めるものが、時には総合診療力であったり、また時には専門医の経験と知識力であったりと、両者が混在しております。しかしながら、とても1人の医師が両者の能力を全て兼ね備えることができるとは私には到底思えません。この状況下において、島田市民病院に負わされている責任と期待が大きいことは日々痛感しております。
 前院長は医師(専門医・総合診療医)の育成と経営の健全化に力を注いできました。その意志を引き継ぎ、この志太榛原地域の医療を守るため、私個人の力は微々たるものではありますが、病院事業管理者と力を合わせ、島田市民病院の全職員とともに努力してまいりたいと思います。

最終更新日 2017-05-15