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リハビリテーション科(指導室)

 従来は骨折や脳卒中後遺症の患者さんを主としてリハビリテーションが行われていましたが、現在では病院に受診、入院されている患者さん全てがその対象になると考えています。

 リハビリテーション指導室では患者さん一人一人のニーズに的確に応じられるよう、理学療法士(PT)、作業療法士(OT)、言語聴覚士(ST)が職種の枠組みに捕らわれず、相互に連携してリハビリテーションを提供しています。

 また、定期的な勉強会を通してスタッフ間の知識、技術の向上と研鑽を行っています。

チーム紹介

 リハビリテーション指導室の理学療法士(PT)、作業療法士(OT)、言語聴覚士(ST)が担当チームに分かれてリハビリテーションを提供します。

■脳血管疾患担当チーム

2017riha_noukekkan3.jpg 脳卒中科・脳神経外科入院中の患者さんと、内科系「廃用症候群」の患者さんのリハビリテーションを担当しています。
 脳卒中については、発症当日または翌日から「早期リハビリテーション」を開始し、「脳卒中地域連携パス」も運用しています。
 また最近特に対象者が増えている「廃用症候群」については、看護部との連絡を緊密に、その症状の軽減と早期の退院に向けて積極的に取り組んでいます。

■スタッフ
理学療法士:11名
作業療法士:7名
言語聴覚士:3名

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DSCF00351.jpg立位でのバランス訓練DSCF00341.jpg立位でのバランス訓練DSCF0022.JPGベッド上での手足の訓練DSCF0018.JPG矯正板での立位訓練kajidousa11.jpg家事動作訓練DSCF00411.jpg手指動作訓練maki21.jpg言語訓練syokuji11.jpg食事訓練
 リハビリの開始は病室からですが、リハビリテーション指導室では床上での動作や立位の訓練等を行い、退院が近くなると家事動作の訓練を進めていきます。

写真の掲載については患者さんの同意を得ています。

■運動器疾患担当チーム

2017riha_unndouki2.jpg 整形外科徒手療法を専門にしている4名の理学療法士と、ハンドセラピーを専門にしている2名の作業療法士を中心に、入院中から外来まで整形外科疾患の患者さんの治療を担当しています。

■スタッフ
理学療法士:11名
作業療法士:7名

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oajutugo31.jpgkasistretch11.jpgmiyagi211.jpgmura211.jpg0604005611.jpgpate2111.jpg0829009011.jpg

下肢骨折等の機能訓練および歩行訓練

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手の外科疾患の機能訓練

ハンドセラピストによる徒手的なエクササイズのほか、固定、支持、エクササイズ等の目的に装具(スプリント)を用いて、損傷手の状態に応じて訓練を進めていきます。
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肩関節術後の可動域訓練

写真の掲載については患者さんの同意を得ています。

■呼吸器疾患担当チーム

2017riha_kokyuu2.jpg 5名の呼吸療法認定士が慢性呼吸不全の患者さんの呼吸筋トレーニングから日常生活動作の指導までを行っています。
 また、そのうち一名は呼吸ケアチーム専属となり、週1回ある回診にも参加して、人工呼吸器を装着している患者さんに人工呼吸器の早期離脱をサポートしています。

■スタッフ
理学療法士:8名
作業療法士:5名
1名は、呼吸ケアチーム(RST)専属となっています。

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DSCF00041.jpg パルスオキシメーター:呼吸器リハビリテーションには必需品です。状態の変化に注意し、異常の早期発見ができるような体勢で訓練しています。

■摂食・嚥下担当チーム

2017riha_enge2.jpg 「食べる」ということは、人間にとってとても重要な行為です。脳卒中などの病気や誤嚥性肺炎などにより「食べる」ことに何らかの障害が生じたり、絶食期間があることで、「食べる」機能そのものが衰えてしまうことがあります。
 そこで、言語聴覚士や理学療法士、作業療法士によるチームアプローチとして、食べる前の準備(口腔ケアや嚥下体操、排痰など)から食べる時(食形の選択や姿勢、食べ方など)の調整・訓練に取り組んでいます。また、看護師やご家族に対しても指導を行うことで、入院中はもちろん、退院後も1日でも長く安全に口から食べることができるよう援助しています。

■スタッフ
理学療法士:3名
言語聴覚士:3名

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写真の掲載については患者さんの同意を得ています。

■心大血管担当チーム

2017riha_junnkan2.jpg 入院中の患者さんを対象として、急性期心臓リハビリテーションを行っています。
 当院でのクリニカルパスを用いて、自分で身の回りのことを安全に行うことができるように退院へ向けてすすめていきます。

■スタッフ
理学療法士:9名
作業療法士:5名

■がんリハ担当チーム

2017riha_gan2.jpg がんの治療(手術、放射線、化学療法)によって、日常生活の活動が低下してしまった方を対象に、機能回復を目的にリハビリが介入し、在宅復帰を目指します。
 また、ターミナル期においても、医師、病棟看護師、ソーシャルワーカー等とともに相談しながら、患者さん、そのご家族の希望に添えるよう、お手伝いをしていきます。

■スタッフ
理学療法士:3名
作業療法士:1名

■小児・運動発達担当チーム

2017riha_syouni2.jpg■スタッフ
理学療法士:4名
作業療法士:1名
言語聴覚士:3名

赤ちゃんの成長もリハビリで見守っています。

 赤ちゃんは日々成長をし、約一年をかけて歩くようになります。この初めの一年間は個人差が大きく、寝返りや四つ這いが遅くお父さん、お母さんがとても心配されることがあります。そのため、当院では、小児科外来で行っている乳児健診に理学療法士が入っています。
 早い時期から育児体操やvojta法などを指導し、発達していく段階を一緒に見ていきます。育児体操は仰向けやうつ伏せで遊ばせながら練習をしていきます。

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子どもの遊びもリハビリで応援しています。

 遊びは子どもたちの生活の大部分の時間を占めるもので、この遊び体験を通して子どもたちは様々なことを学んでいます。「遊ぶ」ということは、子ども自身がそのことに意味や目的を見いだし、楽しめている状態です。そして、この状態にあるとき、子どもたち脳は最も適切に働いていますので脳の発達を促すことになります。
 発達に遅れや偏りのあるお子さんの中には、いろいろな情報をうまく自分の中に整理して取り入れることが苦手で混乱し、自分の周りの環境とうまく関係を保つことが難しいことがあります。

 たとえば・・・
■触覚・動きの感覚・視覚・音に対する敏感さや鈍感さ
■運動の不器用さ
■落ち着きがない・じっとしている
■自分の行動をうまくコントロールできない・行動がまとまりにくい
■自分に自信がもてない
■話しことばや言葉の理解、運動技能、そして学業での遅れ など・・・

 当院での訓練は、子どもたちが主体的に遊ぶことを通して情報をまとめ、発達を促すことを目的としています。
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写真の掲載については患者さんの同意を得ています。

■回復期リハ担当チーム

2017riha_kaihuku2.jpg■専属スタッフ
理学療法士:2名
作業療法士:1名


 また、脳血管チーム、運動器チームからの応援を得て、平日はもとより土曜日の午前中や祝日にもリハビリテーションを提供しています。

■回復期リハビリ病棟では、在宅復帰に向けて、日常生活により近い側面でのリハビリを提供しています。専任の理学療法士2名、作業療法士1名のほか、病棟の看護スタッフも一体となって、歩行練習や機能訓練、日常生活動作訓練を実施しています。
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■レクレーションなどのイベントも定期的に開催しています。
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写真の掲載については患者さんの同意を得ています。

職名 氏名 卒業年 学会専門医資格等 備考
院長 村田敬二

S54

日本脳神経外科学会専門医
日本外科学会認定医
日本リハビリテーション医学会認定臨床医
日本脳血管内治療学会専門医
日本脳卒中学会専門医

三診療部長兼務
脳神経外科兼



職名 氏名 卒業年 学会認定等 専門分野
理学療法士
 
中野 寛之

H10

呼吸療法認定士
OMTノルディックシステム公認
日本摂食嚥下リハ学会員

整形外科徒手療法
呼吸リハビリテーション
嚥下障害

松澤 清香 H8 OMTノルディックシステム公認
上田法公認セラピスト
呼吸療法認定士
整形外科徒手療法
中枢神経障害
がんリハ 
斉藤 浩子 H9 日本ボイタ協会認定セラピスト 理学療法全般
小児運動発達
宮城島 裕晃 H16 OMTノルディックシステム公認
呼吸療法認定士
SFM部会
整形外科徒手療法
呼吸リハビリテーション
嚥下障害
俵 真弓 H18 呼吸療法認定士
ボバース研究会会員
福祉住環境コーディネーター2級

AHA-ACLS終了
中枢神経障害
呼吸リハビリテーション
名波 昭人 H18 静岡県介護支援専門員
ボバース研究会会員
福祉住環境コーディネーター2級

SJF学会会員
理学療法 全般
八木 佳織 H21 日本ボイタ協会認定セラピスト
呼吸療法認定士
福祉住環境コーディネーター2級

AHA-ACLS終了
JCCA会員 
理学療法全般
小児運動発達
三輪 晃士朗 H23 AHA-ACLS終了 理学療法 全般
整形外科徒手療法 
白尾 一彩

H24

日本ボイタ協会認定セラピスト
AHA-ACLS終了
理学療法全般
小児運動発達
田島 秀眞 H25 日本ボイタ協会認定セラピスト
SJF学会会員

AHA-BLS終了
理学療法 全般
小児運動発達 
塩本 智也 H23 ICLS終了
 ボバース研究会会員
理学療法全般
寺西 勇太 H28 AHA-BLS終了

安竹 隆太 H27 AHA-BLS終了  
作業療法士  朝比奈 基臣

H8

静岡県介護支援専門員
上田法公認セラピスト
手の外科(ハンドセラピー)
薩川 徹也

H16

日本ハンドセラピー学会会員
静岡手の外科学会会員
手の外科(ハンドセラピー)
高次脳機能障害
青島 健太

H16

SIG創造塾会員  手の外科(ハンドセラピー)
作業療法全般
熊倉 裕美子

H18

日本感覚統合学会会員 高次脳機能障害
小児精神発達
森下 慶美

H19

AHA-ACLS終了 環境適応
がんリハ 
四條 敦史

H22

日本高次脳機能障害学会会員
AHA-ACLS終了
ボバース研究会会員
作業療法全般
鈴木 栞奈

H27

福祉住環境コーディネーター2級

鈴木 裕也
 
H29
 
言語聴覚士 鳥居 智子

H5

日本全体構造臨床言語学会会員
日本言語聴覚士協会会員
静岡県言語聴覚士会会員
言語療法全般
小児精神発達
嚥下障害
酒井 麻希 H15 日本全体構造臨床言語学会会員
静岡県言語聴覚士会会員
言語療法全般
小児精神発達
嚥下障害
中田 翔 H23 静岡県言語聴覚士会会員
言語療法全般
嚥下障害

石川 茉波
 
H27 静岡県言語聴覚士会会員







※それぞれの件数は理学療法・作業療法・言語療法の合計で算出。指導料・加算等は含まれない。
※※件数=延べ患者数 単位数ではありません
※1 2010年度から脳血管疾患等リハビリテーションから分離しました。
※2 摂食機能療法としての件数
※3 脳血管等リハの件数には含まれない。
※4 回復期リハ病棟での理学療法・作業療法・言語療法の合計。回復期リハ病棟入院料とは区別






























症例検討をはじめ、院外研修会等で得た知識、実技の伝達、様々な分野のテーマを設定した講義など、幅広い知識や技術の習得を目的に、勉強会を行っています。
医療従事者として重要な感染予防の対策や、リハビリ中に急変した患者さんへの適切な対応などの研修も行っています。

※ 部内定期勉強会

① 急変時の対応に関する勉強会(BLS)  年1回
② 吸引研修会   年1回
③ 移乗動作研修会   年2~3回
④ 感染予防の勉強会    冬季に1回
⑤ インシデント・アクシデントに関しての研修(KYT)     など

※志太榛原地域リハビリテーション勉強会

様々な分野の外部講師をお招きしたり、当院のリハビリスタッフが講師となって院内や近隣病院の方を対象に勉強会を開催しています。
 平成28(2016)年度
  「整形徒手療法」  川角謙一 先生
 平成27(2015)年度
  「下部体幹の評価と治療について」  川角謙一 先生
  「肩の評価と治療」  川角謙一 先生
 平成26(2014)年度
  「肩関節の触診」  三輪晃士朗、中野寛之
  「脊柱の触診」  三輪晃士朗、宮城島裕晃、中野寛之、松澤清香
 平成25(2013)年度
  「脊柱の触診」  宮城島裕晃、中野寛之、松澤清香
 平成22(2010)年度
  「発達障害:乳幼児期のサインと対応~強度行動障害予防のために~」  家森百合子 先生

※ 部内勉強会

業務後の時間を利用し、部内勉強会を行っています。
症例発表・・・各部門ごと月1回ペースで症例発表を行っています。
伝達講習・・・各種講習会にて得た知識を共有するため不定期に伝達講習を行っています。
触診勉強会・・・OMT公認セラピストが中心となって、評価・治療をすすめるにあたって必要な知識・技術の習得を目的に行っています。

※委員会関係の勉強会

 NST勉強会  月1回
 院内感染対策研修会  月1回
 救急カンファレンス  月1回
 等の院内勉強会にも積極的に参加をしています。

※学会発表

  平成28(2016)年度
  ・第55回全国自治体病院学会
   「当院回復期病棟の脳血管患者における、より効率的なFIM得点改善のための考察」
   八木佳織

  平成25(2013)年度
  ・第48回日本理学療法士学術大会
   「嚥下障害に対する理学療法評価の重要性について 頸椎アライメントに対する検討」
   中野寛之
  ・第52回全国自治体病院学会
   「当院における転倒・転落アセスメントシート改訂の取り組み~日常生活動作能力に着目して~」
   宮城島裕晃

  平成24(2012)年度
  ・日本摂食・嚥下リハビリテーション学会
   「頸椎アライメントと嚥下機能の関係性について~ハローベストの角度調整にて嚥下機能が改善した症例を通して~」
   中野寛之
  ・静岡県理学療法士学会
   「舌癌術後にえん下困難を生じた症例の理学療法を経験して」
   中野寛之、酒井麻紀、小倉麻衣子

  平成23(2011)年度
   静岡県理学療法士学会
   「仙腸関節痛に対する理学療法を経験して」
   中野寛之


 

文責 リハビリテーション指導室
最終更新日 2017-06-20