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診療放射線室

一般撮影

■検査内容
DSCN3406.JPG胸部撮影:
 エックス線診断で、撮影される頻度の最も高い撮影であり、炎症や腫瘍などによる、肺野、縦隔及び軟部組織、ならびに心臓などの、病変の有無の確認を目的とします。

腹部撮影:
 炎症、外傷、腫瘍などによる消化管内異常ガス、腹水、腹腔内遊離 ガスの確認、肝臓、脾臓及び腎臓の大きさ、形、位置の確認、結石、腫瘤陰影などの病変の観察を目的とします。

骨撮影:
 骨折、脱臼、奇形、変形、発育状態など、骨や関節の形態的変化と、骨そのものの病理的変化の観察を目的とします。

*現在・・・
 ほとんどの画像が、コンピュータラジオグラフィシステムによってデジタル化されています。このことにより、従来のアナログ画像よりも定常的に良質な画像が得られること、画像処理によって診断可領域がひろがり、病変の検出が容易となりました。

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※注意事項
 撮影部位に金属類(ネックレス、ピアス、指輪、ブラジャー、入歯、エレキバン、・・・など)、ボタン、湿布薬、洋服のプリント部分などがあると、診断に影響を及ぼす可能性があるので、極力、取り外し、脱衣することをお願いします。

20170516_1.JPG■使用機器
・FUJI CR System FCR VELOCITY U
FCR Speedia CS
CR Console Advance
DR CALNEO-U
・SHIMADZU UD150B-40
・HITACHI DH-158HM
・ASAHI AUTO ⅢN CM

■検査件数


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■マンモグラフィ-

2016manmo.jpg 生活習慣の欧米化や出産数の減少などが要因となって、日本人の乳がん罹患率は年々増加しています。
 一方、乳がんによる死亡率は病気の進行度によって大きく左右され、早期に見つかれば90%以上が助かることがわかってきました。

 従来、乳がん検診は視触診のみで行われてきました。視触診によって乳がんの発見率は上がりましたが、死亡率を下げることはできませんでした。そこで視触診では触れることのできない乳がんや2cm以下の早期の乳がんを発見し、死亡率を下げるためにマンモグラフィによる乳がん検診の導入が進められています。平成16年4月に厚生労働省から出された通達では、2年に1度、原則としてマンモグラフィによる検診を受けることが推奨されています。

 当院併設の健診センターで人間ドックに入っている方のマンモグラフィ撮影も行っています(当院健診センターはマンモグラフィ検診施設画像認定施設です。)。さらに、二次精検施設として、検診で異常を指摘された方などについて、別の角度からの撮影や拡大撮影など、より詳しい撮影も行っています。

■検査内容
 マンモグラフィとは、乳房のレントゲン撮影のことをいいます。

 乳房のような柔らかい組織は、従来の胸やおなかを撮影する装置では充分な情報が得られないため、専用のエックス線装置を使って撮影します。専用装置ですから、できるだけ少ない被ばく線量で最大限の情報が得られるようになっていますが、乳房を露出して、撮影するための体位をとっていただかなければならないので、ご本人の協力が大変重要になってきます。また乳房内の組織をレントゲンフィルム上に写し込む際に、なるべく重なりのない状態の方が格段に診断をつけやすいので、乳房を装置の間に挟み込んで圧迫をかけ、押し広げた状態で撮影します。多少の痛みを伴う場合がありますが、はさんだ厚さが薄いほど鮮鋭な写真を撮ることができますし、被ばく線量を少なくすることもできますので、どうかご理解ください。

 撮影は、原則として左右両方について行っています。わきの下から乳房にかけて左右にはさみこむ方向(MLO方向)と上下にはさみこむ方向(CC方向)が基準の撮影方向です。


■最新マンモグラフィ装置「Senographe Essential」:2016年3月導入
 当院では、乳房トモシンセシスシステムを搭載した最新のデジタルマンモグラフィ装置を導入しました。

~Digital Breast Tomosynthesis~ Tomography(断層)とSynthesis(統一・合成)という意味の言葉を合わせた断層撮影技術です。通常のマンモグラフィ撮影(2D画像)では乳房の重なりなどで見えにくい箇所の診断精度が向上し、 トモシンセシス画像により、拡がり診断にも大変有効な機能です。


トモシンセシスとは、通常の3次元画像ではなく、CTやMRIのような約1mm間隔の断層像が得られます。従来の画像では、乳腺密度の高い方などで、乳腺組織と病変とが重なり、病変が判断しづらいことがありました。また、乳腺組織どうしが重なりあい、病変のようにみえてしまうこともありました。しかし、この画像があれば、乳腺組織の重なりを低減し、より正確な診断が期待できることで、乳がんの早期発見の可能性が高くなります。

日本人女性の乳房には、高濃度乳腺が多く、従来の2D画像では乳腺に隠れて見えなかった病変がスライスすることにより確認できるようになります。

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腫瘤の辺縁やスピキュラなどの確認も容易になります。

■使用機器
乳房撮影装置: GEヘルスケア・ジャパン製 Senographe Essential
読影診断ワークステーション: ネットカムシステムズ製 Mammodite

■その他
マンモグラフィ精度管理中央委員会による認定撮影技師5名

■検査件数

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■透視室

FPD-DR-2012-1.jpg
 2012年5月31日よりFPD搭載X線デジタル透視撮影装置(DR装置)を導入しました。
 FPD(Flat Panel Detector)は、高感度・高解像度である特性により少ない線量で高画質な画像を得ることができ、歪みや感度ムラのない矩形視野により四隅までクリアに表示できます。さらに詳細透視機能(FPDの1画素をダイレクトにモニター上の1画素として表示する機能)にFPD-DR-2012-2.jpgより、撮影像と同等の解像度である高画質な透視画像を得ることができます。また、波尾カット抑制されたパルス透視機能により、被曝線量が低減されています。

 FPD搭載DR装置の導入により、低被曝でありながら高画質・高精細な画像を提供することが可能となりました。

 造影透視検査は、通常のX線写真では写らない臓器の位置や形態などを造影剤という薬品を使用して確認することができます。主な検査としてはバリウムを使用した咽頭・食道・胃・十二指腸・小腸・大腸の消化管造影検査があります。また、イレウス管挿入・トロッカー挿入・PTCDなど、内視鏡や超音波装置を併用し治療を目的とした透視撮影も行います。
20170516_2.JPG 整形外科の分野においては、脊髄腔造影・神経根造影・関節腔造影などの造影検査、また骨折の整復術や神経根ブロック(椎間板ヘルニアなどによる神経障害の痛みを軽減)などの治療が行われます。

■ 検査内容
① 上部消化管造影検査

  • 口からバリウム等の造影剤を飲み、咽頭・食道・胃・十二指腸・小腸を調べる検査。

② 大腸エックス線造影検査

  • 肛門からバリウム等の造影剤を注入して、大腸等を調べる検査。

③ PTCD・PTGBD・瘻孔造影・イレウス管挿入

  • PTCD(経皮経肝胆道ドレナージ):超音波装置を併用して体外から肝臓の胆管を穿刺してカテーテルを留置し、 肝内胆管の造影や胆汁を体外へ排出させ黄疸症状を軽減。

④ 整形外科:脊髄腔造影・神経根造影・神経根ブロック

  • 脊髄腔造影(myelography):脊髄腔に造影剤を注入して、脊髄神経の様子を把握する検査。
  • MRIの普及により検査数は減少傾向にありますが、いろいろな姿勢や角度から脊髄を撮影することによりMRI検査では得られない重要な情報を把握することが可能です。

⑤ 呼吸器科:トロッカーカテーテル挿入

  • 体外から胸腔にトロッカーカテーテルを挿入して、気胸等の治療や胸腔に貯溜した胸水等を体外へ排出します。

⑥ 外科術後透視検査

  • 造影剤を使って術後の経過を観察・撮影する検査。


■使用機器
・日立 EXAVISTA3030

■検査件数

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■骨密度

 『最新の骨密度測定装置を導入しました!』

DiscoveryCi.jpg 2014.2.11より米国ホロジック社の最新骨密度測定装置Discovery Ciを導入しました。

 骨粗鬆症(こつそしょうしょう)とは、長年の生活習慣などにより骨の量が減ってスカスカになり、骨折をおこしやすくなっている状態、もしくは骨折をおこしてしまった状態のことをいいます。粗(そ)は”あらい”という意味です。鬆(しょう)は”す”とも読みます。つまり”す”のはいった大根のように内部があらくなった状態をさします。

 本国内における骨粗鬆症患者は、高齢女性を中心に年々増加しており、自覚症状のない未受診者を含めると、推計で1100万人超に上ります。 中でも患者の8割は女性で、特にホルモンの分泌バランスが変化する更年期以降の女性に多く、60代女性の3人に1人、70代女性の2人に1人が骨粗鬆症の疑いがあると言われています。骨粗鬆症は初期段階において自覚症状が無いため、骨折して初めて気づくケースが多く、それらを未然に防ぐ為には定期的な診察と検査が必要となります。
 当院では上記装置を使用し、入院患者さんと外来患者さんと健診受診者さん向けに診断しております。

 新装置では、以前の骨密度測定装置よりスピーディに測定できるようになりました。
 また、以前の装置の結果を移行していますので、当院で過去に検査歴があれば比較して表示することができます。
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※注意事項
・検査中はなるべく動かないようにしてください。
・検査部位にボタン、金具、湿布、貼り薬、カイロ等がないような服装になっていただきます。
・この検査のための食事制限はありません。
・胃や腸のバリウム検査や、CT、血管撮影等の造影検査、RI検査後は、測定結果に影響を及ぼすため、正確な骨密度を測定することができません。

■検査件数

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文責 診療放射線室
最終更新日 2017-06-05