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歯科口腔外科

インプラント治療のご案内

歯を失ってお悩みの方へ

implant1.jpg人は永久歯を失うと残念ながら二度と生え変わってきません。そのため今までは「入れ歯」などを用いるしか、その部分を補う方法はありませんでした。
 しかし、「入れ歯」だと固いものがうまく噛めない、発音がおかしい、また長く使っている間に合わなくなってガタついてきたりする場合があります。
このように歯を失ってお悩みの方に「インプラント治療」を紹介します。

インプラント治療とは?
失ってしまった自分の歯の代わりに、人工の歯根をあごの骨に埋め込み、その上に人工の歯を作成して噛み合わせを回復する治療法です。固定性であるためガタついたりせず、自分の歯のように噛めるようになります。

LinkIconインプラント治療と他の治療法の比較については、こちらをご覧ください。

インプラント治療を行うと
①歯を1本失った場合

  • 失った部分にインプラントを1本埋入します。従来は、健全な両隣の歯を削ってブリッジを用いて治療していましたが、インプラントを用いると健全な歯を傷つけることなく治療を行うことができます。

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②歯を複数本失った場合

  • 従来は局部的な入れ歯を用いて治療を行っていましたが、インプラントを何本か用いて治療を行います。入れ歯を固定するための金属のバネによる違和感は、もちろんありません。

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③歯をすべて失った場合

  • 従来の総入れ歯ではなく、インプラントを用いて治療します。この方法なら食物が入れ歯と口腔粘膜の間に挟まったり、入れ歯が合わなくなるようなことはありません。

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光機能化技術によるインプラント治療
当院では、より安全で質の高いインプラント治療を行うため「光機能化技術」を取り入れています。(2013年7月に公立病院では当院が初導入)

※「光機能化技術」とは
インプラントの素材であるチタンの表面に付着していく炭化水素の影響で、インプラントは製造されてから時間がたつにつれて骨と接着する能力が劣化していくことが分かってきました。この問題を解決するために開発されたのが「光機能化技術」で、一定の波長を持つ光をインプラントに短時間照射することで、製造されたばかりのインプラントと同様か、それ以上に骨と接着する能力をインプラントに持たせることが可能となります。

光機能化技術によりインプラントと骨が早く、強く接着することが可能となり、次のような効果が期待できます。

  • 治癒期間(インプラントと骨が接着する期間)が短縮化する。
  • 接着する能力が上がることで、より短いインプラントでの応用が可能となり、複雑な処置が必要な症例での治療成功率が上昇する。
  • インプラント周囲の炎症を減らすことができる。

LinkIcon「光機能化技術」について詳しくお知りになりたい方は、こちらをご覧ください。

インプラント治療手順
①口腔内審査・治療計画・精密検査

  • インプラント治療に必要な審査を行います。口腔内の状態やレントゲン写真を基に、まずインプラント治療が可能かどうか検討します。そして、可能であればその後詳細な治療計画を立てて実際の治療へと移行します。

②術前処置

  • インプラント治療を行う前に、必要な口腔内環境を整えるための治療を行います。むし歯の処置や歯周病の治療などがあります。

③歯科用インプラントの埋入手術

  • 歯科用インプラント(人工歯根)をあごの骨に埋入する手術を行います。

④治癒期間

  • 基本的に歯科用インプラントは、骨としっかり結合されるまでの治癒期間が必要です。その治癒期間は、おおよそ下顎で3ヶ月、上顎では6ヶ月を必要とします。

⑤アバットメント(歯の土台)の取り付け

  • アバットメント(歯の土台)の取り付けを行います。状況に応じて簡単な手術が必要な場合があります。

⑥人工の歯の作製

  • 歯科用インプラントの部分を含めた口腔内全体の印象採得(型取り)を行い、失われた歯の部分を作製していきます。作製後、人口の歯をアバットメント(歯の土台)に装着して完成です。

⑦メンテナンス

  • 歯科用インプラントを長期間安定して使い続けるためには、適切なホームケアと定期検診によるプロフェッショナルケアが不可欠です。医師の指示に従い、適切なメンテナンスプログラムを実施してください。

インプラント治療Q&A

  • Q 誰にでも治療は受けられますか?
    • A 年齢的にあごの骨が完成する20歳前後から、健康な方であれば基本的に誰でも治療を受けることができます。ただし、全身疾患をお持ちの方や、妊娠中の方などはインプラント治療を受けられない場合がありますので、ご相談ください。
  • Q 手術の際に入院が必要ですか?
    • A 特殊な症例の場合や、全身疾患をお持ちの患者さんの場合には入院して手術を行う場合もあります。
  • Q 治療期間はどのくらいかかるのですか?
    • A インプラントを埋入した部位や個人によって差がありますが、4ヶ月から7ヶ月程度の治療期間が必要となります。
  • Q インプラントはどのくらいもちますか?
    • A 患者さんの口の中の衛生管理に大きく関係してきますので、口内の衛生状態が悪いと長持ちしません。常に衛生状態を良好に保ち、医師や歯科衛生士の指導に従っていただくことが大切です。
  • Q 治療費はどのくらいかかりますか?
    • A 現在は保険治療の適用にはなっていません。埋入するインプラントの本数など治療の内容により異なります。おおよその目安では、1本当たり20万円~40万円です。

文責 歯科口腔外科
最終更新日 2016-01-13