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皮膚科

皮膚のさまざまな症状の診療をします。


皮膚は内蔵の鏡といわれ、内臓病変による異常が皮膚に対して影響を与えることは有名ですが、DSC_0020.JPGさらに最近の研究では,皮膚に慢性炎症が起こることによって、高脂血症や高血圧、高尿酸血症などメタボリック症候群が進み、心筋梗塞や脳梗塞による死亡率を高めることも明らかになってきました。皮膚の健康に関心をもつことは、私たちがすこやかに長生きをするためには、大切なことなのです。

 皮膚には表皮細胞、神経、血管、膠原線維、汗腺などさまざまな組織が含まれています。また血液から白血球が皮膚内へ流れ込んで循環し、種々のウィルス、細菌などの病原体から守ろうと身構えています。したがって、皮膚内の組織の異常や変調は多岐にわたっており、皮膚病名は千を超えるともいわれています。私たちは,皮膚科のプロフェッショナルとして、アレルギー疾患、膠原病をはじめとする免疫疾患、感染症、皮膚腫瘍、代謝性皮膚疾患などに対して、的確な診断・治療および適切な患者指導を行います。重症皮膚疾患に対して入院治療の体勢が整っています。また本科は、日本皮膚科学会により承認された、志太・榛原地区唯一の重症の乾癬に対する生物学的製剤使用可能施設です。

当科で扱う主な皮膚疾患

  • 1) 感染症:ウィルス性疾患(疣贅,水痘,帯状疱疹,麻疹,風疹,手足口病, 伝染性単核球症,リンゴ病/パルボB19感染症など),細菌感染症(伝染性膿痂疹/とびひ,蜂窩織炎,丹毒,ネコ引っ掻き病など),寄生虫疾患(旋尾線虫幼虫移行症,疥癬など),真菌症(足白癬,爪白癬,カンジダ症,スポロトリコーシスなど)
  • 2) アレルギー疾患/免疫疾患:蕁麻疹,アトピー性皮膚炎,薬疹,接触皮膚炎/かぶれ,金属アレルギー,食事依存性運動誘発性アナフィラキシー,ラテックスアレルギー,蜂刺症,膠原病および類縁疾患(全身性ループスエリテマトーデス,皮膚筋炎,強皮症,シェーグレン症候群,ベーチェット病,結節性多発動脈炎,自己免疫性蕁麻疹など),扁平苔癬,天疱瘡,類天疱瘡,尋常性乾癬,関節症性乾癬,掌蹠膿疱症
  • 3) 皮膚腫瘍:粉瘤,脂漏性角化症,悪性黒色腫,日光角化症,扁平上皮癌,乳房外パジェット病,血管肉腫,菌状息肉症,皮膚リンパ腫など
  • 4) 代謝性疾患:ポルフィリン症,ムチン沈着症,糖尿病性類脂肪壊死など

職名 氏名 卒業年 学会専門医資格等 備考
副院長 橋爪秀夫 S61

日本皮膚科学会専門医
日本皮膚科学会代議員
日本研究皮膚科学会評議員
静岡皮膚科医会評議員
Editorial board, The Open Dermatology Journal
厚労省・重症多形滲出性紅斑調査研究班 班員
医薬品医療機器総合機構 健康被害救済 調査員

 

医員 影山玲子 H23

 

医員 兼子泰一 H24

 





 

 


1診

橋爪 橋爪 橋爪 橋爪 橋爪

2診

影山 影山
影山
影山
影山

3診

兼子 兼子 兼子
兼子
兼子

4診

光線 光線
光線
光線
光線

午後

手術・検査 手術・検査 手術・検査 手術・検査 手術・検査

学童外来


16:30~17:00
16:30~17:00


紫外線治療とは

 太陽光に含まれる紫外線には紫外線A波(UVA)と紫外線B波(UVB)があります。この両者ともに炎症を抑える働きがあることは、古くエジプト時代から知られ、皮膚の炎症に対する治療法として用いられてきました。一方、紫外線はDNAに傷をつけ、癌の発症や、「火ぶくれ」のような炎症をおこす作用も知られています。これらの紫外線の様々な作用は、波長に依存することが最近明らかになっています。紫外線B波のうち310ナノメータ付近の紫外線は、皮膚の炎症や痒みに対して効果的であるにもかかわらず、DNAの損傷は殆ど起こさないことが発見され、ナローバンド(NB-UVB)と名付けられました。この紫外線を用いた皮膚疾患の治療は、これまで頻繁に用いられてきたUVA治療に取って代わる画期的な治療法です。現在、このNB-UVB治療は尋常性乾癬、アトピー性皮膚炎や尋常性白斑など、種々の皮膚疾患治療法のひとつとして保険上認可されている治療となっています。

Waldmann社製紫外線照射装置について

 当科で使用している新型の紫外線照射装置は、NB-UVB照射装置を世界で初めて世の中に広めたWaldmann社によるものです。約1メートル50センチほどの大型の蛍光管が縦に40本円形状に並んでおり、一回で全身に照射できるため、患者さんにとって負担が少ないことが特徴です。従来の照射装置は、蛍光管の劣化に伴い、そのエネルギー量も低下してしまうため、理想的な照射を行うことが困難でした。しかし、この機器はエネルギー量をリアルタイムに測定しながらコンピュータ制御で照射することで、蛍光管の劣化によらず、安定したエネルギー量の紫外線を照射できます。本機器は日本でまだ11台しかない最新型機です。
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現在の治療状況

UV_7002_05.jpg 光線治療は、頻回な通院が必要である特殊な治療ですが、副作用が殆どみられず、一定した治療効果が得られるために、皮膚疾患の理想的な治療法のひとつと言えます。当科では、できるだけ多くの患者さんが、この治療を行うことができるよう、待ち時間の短縮を図った光線治療外来を設けています。本治療法の保険適応は、尋常性乾癬、類乾癬、菌状息肉症、アトピー性皮膚炎、円形脱毛症、尋常性白斑などの慢性皮膚疾患です。特に標準的な外用療法や内服治療に抵抗性のこれらの皮膚疾患の患者さんにとって、その有効性を期待できるものです。現在、毎日10名程度の光線治療患者さんがこの外来を利用しており、その効果を実感しておられます。

外来患者数(単位:人)





入院患者数(単位:人)




この研究の詳細についてお知りになりたい方は、下欄の問い合わせ担当者まで直接お問い合わせください。
なお、この研究の研究対象者に該当すると思われる方の中で、ご自身の診療情報(カルテの情報)をこの研究に使ってほしくないと思われた場合にも、下欄の問い合わせ担当者までその旨をご連絡下さい。

試料・情報の利用目的及び利用方法


●研究の名称

薬疹のデータベース作成

●研究の対象

皮膚科を受診され、薬疹と診断された患者さん

●研究の目的

薬疹の原因薬物別の病型をデータベース化し、最近の薬疹の動向を把握し、臨床現場での薬疹の診断及び原因薬剤の同定に役立てることを目的とする。

●研究の期間

2014年10月~ 2019 年 9月

●他の機関に提供する場合には、その方法

原因薬剤、臨床病型、原因薬剤同定検査の結果、年齢・性別、治療内容の情報を含むデータシートは各協力施設から連結不可能匿名化しデータセンターである市立島田市民病院へFAXまたはE-mailにて送信される。


利用し、又は提供する試料・情報の項目


●研究に使用する試料・情報:データシート
 原因薬剤、臨床病型、原因薬剤同定検査の結果、年齢・性別、治療内容を含む


利用する者の範囲

●共同研究機関の名称及び研究責任者

市立島田市民病院皮膚科・橋爪秀夫

愛媛大学・藤山幹子

大阪大学・中川幸延

奈良県立医科大学・小豆澤宏明

京都大学・野村尚史

杏林大学・水川良子

昭和大学・渡辺秀晃

福岡大学・今福信一

新潟大学・阿部理一郎

 

試料・情報の管理について責任を有する者の氏名又は名称


●研究責任者 市立島田市民病院皮膚科・橋爪秀夫
試料・情報の利用又は他の研究機関への提供の停止(受付方法含む)
あなたのデータシートを研究に使用することや、あなたのデータシートを他の研究機関に提供することを望まない場合には、問い合わせ先まで連絡をいただければ、いつでも使用や提供を停止することができます。連絡方法は、問い合わせ先に記載のある電話もしくはメールでお願いします。
資料の入手または閲覧

この臨床研究の計画や方法については、あなたのご希望に応じて資料の要求または閲覧ができます。あなたがご自分の研究結果を知りたいと希望される場合は、研究担当者にその旨をお伝えいただければ、他の研究対象者に不利益が及ばない範囲内で、あなた自身にあなたの結果をお伝えします。希望された資料が他の研究対象者の個人情報の場合には、資料の提供または閲覧はできません。


情報の開示
あなたご自身が研究の概要や結果などの情報の開示を希望される場合は、他の参加者に不利益が及ばない範囲内で、原則的に結果を開示いたします。しかし、情報の開示を希望されない場合は、開示いたしません。
問い合わせ先

〒427-8502 島田市野田1200番5号

市立島田市民病院

診療科:皮膚科

担当者:橋爪秀夫

TEL:0547-35-2111 FAX:0547-36-9155

E-mail: hihashiz0001@mac.com 



文責 皮膚科
最終更新日 2017-08-16