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志太榛原地域の救急医療体制

志太榛原救急医療研究会からの緊急アピール

2007(平成19)年6月30日

  1. 4病院・5消防署は絶えず連携し、地域住民の救急重症患者治療システムを維持していく努力を続けます。
  2. 病院救急外来は増え続ける時間外受診患者すべてを受けるには体力的な限界にきています。コンビニ的な受診は地域救急医療体制の崩壊を招きます。
  3. 救急車は個人の利便性のためではなく、救急患者のために有効利用してください。
  4. 限られた病院救急資源(医師、看護師、他スタッフ)を地域で守り維持し崩壊を防ぐために節度ある救急室の利用を考えてください。
  5. 志太・榛原地域でも予測される救急患者難民時代の到来を「病院-かかりつけ医-住民」の相互理解と知恵で防ぎましょう。

 4病院・5消防署関係者は報告と熱心な討論を重ね、上記の緊急アピールを地域住民に向けて発しています。
 病院救急外来は入院治療を必要とするようなより重度の患者さんや、かかりつけの開業医からの紹介患者さんを主として受け入れる場所です。風邪や軽微な症状の方はかかりつけなど開業医の先生方を受診して、必要があれば病院紹介としてください。
 また、タクシー代わりや早く診てもらえるからという理由で救急車を要請される方も多くなり、当直医の精神的・肉体的疲弊をもたらす患者増となっています。また、限られた救急車台数の有効利用を阻害することにもなっています。
 是非、このアピールを正しく受け止めてください!

志太榛原地域の公立4病院と5消防署で組織する志太榛原地域救急医療体制協議会では、この地域の救急医療を維持していくための体制整備について定期的に協議をしています。

志太榛原地域救急医療体制協議会発足アピール

2008(平成20)年2月13日

志太榛原地域公立四病院は地域救急医療のほとんどを担ってきました。今後もその役割は変わりなく求められています。しかしながら、各病院医師数は年々減少し、かつ特定の専門医が不在となる中、逆に救急外来受診者数は右肩上がりに増加し、救急医療を担当する医師の精神的・肉体的疲弊は年々増加しています。
 本来ならば、緊急性、重篤性のある地域住民へ開かれていたはずの救急外来が、“個々の都合、生活時間に合わせていつでも受診できる診療所”、“常に専門医による診療を受けられなくてはならない場所”というコンビニ的感覚、とりわけ重症患者の緊急搬送のための救急車であったはずが、“タクシー代わり”といった風潮が顕著となっています。今この時点でもう一度、本来の救急外来の原点に立ち返ることがなければ、救急車が病院を探さなければ搬送できないなどという、この医療圏ではこれまであり得なかった事態の発生が危惧されます。
 現在、全国で起こっている救急外来閉鎖、救急車搬送受け入れ不可という救急医療危機から、この医療圏をいかに守っていくかが、医療側、行政そして利用する地域住民全てに問われています。
 これらを背景とし、今後この協議会発足を契機に改めて以下の検討を行います。

  1. 各公立四病院が救急医療体制の維持に努力することを基本とし、志太榛原地域医療圏を一単位とした救急医療体制を協同で維持していく体制作りを検討します。
  2. 各病院の不足する診療科救急への地域支援体制を協議します。
  3. 救急外来破綻へのリスクを未然に防ぐため、救急外来診療時間・医療費などについて協議し、各病院の歩調を合わせる努力をします。
  4. 平成19年6月の志太榛原救急医療研究会からの“緊急アピール”を尊重し、その啓蒙活動を各地域住民へ精力的に行ないます。
  5. 従事する医師、看護師、救命士たちが、緊急性があり、重症度の高い救急患者への治療に専念できる医療圏作りを目指します。
  6. 上記5項目実現のため、行政、地域住民の理解と支援を要望していきます。

志太榛原地域救急医療体制協議会
市立島田市民病院
焼津市立総合病院
榛原総合病院
藤枝市立総合病院

文責 志太榛原地域救急医療体制協議会
最終更新日 2017-05-09